葬礼サービスは船橋市・習志野市・鎌ヶ谷市・八千代市の4市のエリアを中心に公営斎場を活用し、低価格のご葬儀のご案内をしております。
喪主様か故人様が上記のエリアにお住まいの場合、2か所の公営斎場(馬込斎場またはしおかぜホール茜浜)を住民料金にて低価格でご利用いただけます。
本日は「散骨」に関してお話させていただきます。
散骨が世に広まるきっかけとなったのは、映画「世界の中心で愛を叫ぶ」のワンシーンからではないでしょうか。皆様のイメージでは故人様の希望の場所や縁のある場所に遺骨を撒いてご供養するというものかと思います。
しかし散骨においても墓地、埋葬等に関する法律によってルールが定められていますので、何処にでも自由に散骨ができるわけではなく、散骨業者に依頼をせずに個人で散骨をするというのは実際のところかなりハードルが高いと思います。
ですので今回は散骨の方法として多い、海洋散骨をご紹介致します。
海洋散骨は、名前の通り海に遺骨を撒くタイプの散骨方法になります。ご家族様もご一緒に乗船し散骨に同行することもできますし、散骨業者に委託をして散骨してもらう方法もございます。
前者のほうが10~30万円とご料金が高く、後者のほうは5~10万円と安くなるような料金設定が一般的です。
それでは実際にどのような手順を踏み、海洋散骨にまで至るのでしょうか。
まずは散骨業者を選定していただき、依頼を決めたら申し込みの手続きを進めていきます。
その後、散骨業者に遺骨の受け渡しをしていただいたら、粉骨作業がはじまります。粉骨とは遺骨を細かく砕き、2ミリメートル以下のパウダー状にすることです。お骨を撒いた際に形がはっきりと残っていて何方かが発見し通報まで至ると事件になってしまいますので、なるべく細かく砕かなければなりません。
そこまで準備が整いましたら、出航の日とポイントを決め、散骨当日にポイントまで到着しましたら、そちらで散骨をして終了となります。
ここまで散骨についてお話しさせていただきましたが、気を付けていただきたいポイントがございます。それは、「散骨はやり直しがきかない」という点です。ほかの埋葬方法と異なるのが、散骨の場合遺骨を納めるのではなく、撒くという方法になりますので、散骨した後にやっぱりお墓に納めたいと思ってもやり直すことはできません。葬儀の形式と同じで、事前に近親者の方と話し合いをして決めることが重要かと思います。
デメリットについてもお話ししましたが、故人様の希望を叶えるという最大のメリットもございますので、散骨という選択肢は今後も需要があることかと思います。
今回は「散骨」に関してお話しさせていただきました。
ご葬儀の事前相談、どのようなご質問も専門のスタッフが24時間ご対応致します。
葬礼サービス